2009-08-30

SLX - seat post

BMC-SLX / シートポストのきしみとか。


去年登場したときは、斬新なシステムとして注目を受けていたBMCの新型シートポストですが、取扱には注意すべきこともあるようです。falcorustycoさんが書いているように、乗っているときしみ音が発生することもあるようです。その場合、たとえばFinish LineのFIBER GRIPを塗ると良い場合があるとか。

私の場合、買う前からなんとな〜く気になっていたので、納車の立ち会い段階(@Nalsmaさん)で、カーボンパーツ用のアッセンブリー・コンパウンドをシートポスト部分に塗ってもらっていたのでした。

ところが、、、私のSLXも、このところきしみ音が気になってくる。まあ気にしなくとも良いレベルではありますが、それはそれとして、毛細管現象で水を吸い込むことがあるとか、意外と中が汚れているとか、あまり濡れたままで放っておくと抜けなくなるとか、気になる情報もあったので、この機会に、グリスを更新して、中を確認することにしました。

 * * *

シートポストを抜いてみると、納車時、つまりだいたい10ヶ月前に塗ったグリスはほぼ乳化していて、カーボンパーツ用のグリップ材のみ(たぶんカーボンの粉?)がべっとり。

予想通りと言えばそうですが、はて、これって、ほぼ泥と変わらないといってもよいかも。。。

とまあと思いつつ、まあ定石通りに、いったんきれいにしてから、FIBER GRIPをしこたま塗っておきました。念のためポストを抜いた状態でフレームを逆さにしてみましたが、水が入った形跡はありませんでした。(ま、雨の中を走ってはいませんが。。。)


ポストをさわったついでに、シートを前に1cmぐらいズラしました。

2009-08-23

[ride] Tam (reg) round 8

Route : 多摩周回
Distance : 50km
Food intake : 水x1



今日は、なんかやけにフレームが
ゴツゴツと堅く感じる。

今週は週5日のってるし、
そろそろ疲れてるのかな。。。

心肺では、容量のマージンを
上手に考えれるぐらい余裕はあったんだけど。

登りでは前乗り派になってきた。
(通勤でも、速度(=回転数)が欲しいときは
 前乗り気味になっている気がする。)


 ・登り   前乗りポジション、ケイデンス
 ・高速巡航 後ろ乗りポジション、トルク


もうすこしクランクを長くしたいなあ。
(ヒザを大きく回す感じが好きなので。)

2009-08-16

[ride] Wad


Route : 陣馬街道→和田峠
Distance : 110km
Food intake : ドリンクx6





今日は真夏の1日でした。

入山峠にするか、和田峠にするか、
最後の分岐地点にいってから決めようと
思いながらスタート。

いずれにせよこの暑さの中です。
(補給と走行の)ペースには注意しつつ。






陣馬街道に入り、山が近くなってくると、多少は涼しくなってきます。

メニューとしては、(1) 水源をかすめつつ、なかなか涼しく、斜度もそこそこだけれども、路面状態は悪く、人のいない入山コースか、(2) 斜度が鬼で、登山客もサイクリストもけっこういて、頂上には茶屋の "おばば"(和田峠ヒルクライマーのアイドル?) がむかえてくれる和田コースか、どちからです。

このところご無沙汰(半年ぐらい)だったので、和田に決定。



和田に来たからには、斜度と熱で、ばててしまわないのように、ちょっと覚悟が必要。

ふんばると、すぐに心拍が跳ね上がります。(これでも昔と比べると、落ち着いて上れるようになりました…。)

この季節、この斜度です。うっかり心拍を上げても良いことはありません。和田って言うのは心拍を上げて登るところではないと思う。



と思って心拍控えめに走っていると、
サーベロにのった外人さんに
さらっと追い抜かれた。
しかも、挨拶代わりに
「ちょっと暑いねー」と言いながら。

…この場合、正しい日本語は、
「めちゃくちゃ」というんだけどなあ、と思いつつ、
「そうねー。」と答えておいた。


けっこうサイクリストは多かったです。途中で立ち止まって、あえいでいる人が何人もいました。でも、この斜度です。足をつきたいと思ったとき、(それがつづら折りの内側で20%ぐらいだったりすると)その場で足がつけるとは限らないのです。勢いで行こうとしないで!


 * * *

心配だった水分補給はけっこう上手くやれたかも。

固形補給物無しで、この炎天下の中で
700mの峠一つ登って
帰ってきた割にはすっきり。

[今回気をつけたメモ]
- ドリンクは1ボトル/1h以上飲むように気をつける。
 清水でないと喉に通らないようになっても、
 がまんしてスポドリで。
 (水は利尿作用があるから避ける。胃が重くなることにもつながる。
  ただでさせ水分が大事だから。
  硬水、軟水で違うけど、出先で選ぶのは無理。)
- LSDでいく。大汗をかくことような走りはしない。
 炎天下の中、タイムを稼ごうと、必死になって体温上げても、
 放熱系が期待できないので、どうせパワーロスになる。
 (短距離練習なら別)
- 脂質代謝回路が働くペースがつかめたら、
 胃に負担かけないために、固形物も口にしない。
 (どうせ朝ご飯食べて、昼ご飯前に帰るぐらいの道のりだ。)
 お腹が減ってエネルギーがなくなってくる感覚に陥ってないこと。
- 心拍があがったらとにかく落とす。
 頭に気が上がったら、すぐに気を手足におろす。

ちょっとだけ、炎天下が友達になったかも。

2009-08-03

[ride] Tam (reg) round 7

Route : 多摩周回
Distance : 60km
Food intake : 水x1



いつも通りに。
やや体重く、、、、水道水をそのままのんでいるせいか?
関節が温まってきたところで本日は終了。

走行前後の体重を比べると、やはり1.5kg/2.5hぐらい減っている。
500mlほど水を飲んでいることを考えると
やはり1kg/hぐらいが、夏の水分消費レートなのかな。。

2009-08-01

[ride] Oda > reOda / 水分補給

Route : 陣馬街道→八王子→大垂水→相模湖→re大垂水
Distance : 110km
Food intake : CCDx1、ドリンクx2、おにぎりx1、ジャムぱんx1




今日は涼しかった。「この気温ならば和田峠に行こうと」思って、陣馬街道を走っていった。だが、本格的な山に入るところで雨がポツポツ。遠くを見ると、陣馬高原には雲がしっかりとかかっていて、今からあの雲の中にワザワザ突入する気には、どうも…、なれず。しょぼん。

八王子まで戻るが、まだお腹がすいているので、大垂水に行った。こちらは雨もなく順調に走れた。無事お腹いっぱいになり、ごちそうさまでした。



大垂水






Re大垂水





大垂水は、行きも帰りも、15〜18km/hを維持することが大体の基準&目標だろうか。




* * *

水分調節についてメモ


夏場走るために一番大事なことは、水だと思う。水の補給に失敗すると、ムリヤリ走ることができたとしても、疲労感は残る。折角走っても、それだとなんだかリフレッシュできませんね。

だけど実際の水分のinput>outputの管理は、個人個人で把握しないと分からない。経験も大事だと思う。そんなわけで、ちょっと今日の走りをモデルに考えてみる。
前日就寝前 
当日走行前 
当日走行直後
体重
66.7
66.6
65.3
基礎代謝  
1584
1578
1570
体脂肪率
16.9%
17.5%
14.5%
骨格筋率
35.2%
35.0%
36.1%
体年齢
28
28
25

オムロンの計測器のアルゴリズムによる近似値なので注意


少し面白い部分もありますが、それはおいといて。体重が睡眠前後で0.1kg減少しているのは、自然蒸発でしょうか?

この日、サイクリング中に補給した水分は500mg x2、200x1ぐらいです。今日は涼しかったので発汗量はやや少なかったです。なお前回のライドでは、今日よりも距離が短かったにもかかわらず、運動後の体重は64kg台になっていました。

統計的に「有意」とは言い難いサンプル数ですが、これまでの走行前後の状態も含めて考えると、簡単な所見はえられます。

・単純に数字的に見た場合、大まかにみて運動中に2.5〜3.5kg程度は蒸発していることになります。

・自分の主観的な水分補給では、運動中におよそ1.5kgの「補給」をし、運動後およそ1.5kgの「収支ロス」があることになります。

・つまり現状では水分補給が全く足りていません。

・1.5kgってボトル3本分です。すでに3本分ぐらい飲んでいるのに、さらに3本余計に飲もうとしても難しいです。ちょっと想像できません。

プロは、グランツールで毎日過酷な環境のなかにいて、その日の消費分だけでなく、きちんと翌日に備えた補給をしているはずです。それを考えれば、驚異的な補給能力思えます。まさにプロといったところでしょうか。すごいですねえ。