2010-09-12

GrandPrix4000s / Bliss

ある日のこと。Specializedのシクロで出勤中に「アレ、なんか重いなあ」と思っていたら、フロントがスローパンクしていることに気がついた。

幸い職場の目前だったので、そのまま押して行くことに。ただ、暑くて暑くて、歩き出したとたんに汗がだくだく。ビル街だからなあ。

仕事の合間にチューブを交換。すると絵に描いたようなスネークバイトだった。

その後、夜になって帰宅時に走り始めたら、タイヤのブレーキのセンターがくるってリムと干渉していた。これではタイヤが回転しないので、仕方なくケーブルを支点から外しておいて(=ブレーキを外して)走ることにした...。

基本的に、カンチブレーキって嫌いではない。パーツが少なく、通勤車のようなタフな扱いでも、メンテが少ないのは美点である。ただ、ささいなことでセンターがずれる。

ずれるのはまだ良い。問題は、センターを出すのが(微妙に)面倒くさいのである。しかも、左右調整用のイモネジのスレッドが弱くなっている。大丈夫かなコレ、、? こういうの直せるのだろうか。ちょっと心配になってきた。この頑丈なマシンも、致命的なアキレス腱は5mmのネジのスレッドかも。

ついでに、マシンの各種チェックと整備をしておいた。タイヤのサイドウォールが弱ってきているのでいつでも交換出来るようにRibmo (28mm) を買っておいた。(お気に入りRibmoは2代目。)


(後日談)
前輪左側のイモネジが、とうとう中に入らなくなり、外れたままになった。左右のイモネジで、左右のブレーキのテンションのバランスをとるから、片方だけでも、なんとかブレーキシュウの位置を保っている。ちょっとトホホ。

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■BMC 2011


BMC SLXは2年で廃型となり、2011からカタログから消えるそうだ。やはりAl+Cのハイブリッドは、市場的な説得力がないんだろうな、、、と思う。


個人的には、BMC SLXの縦のソリッドなフィールは大好きである。デザイン・ワークも、この白と黒のコントラストが斬新で好きだ。たった2年で市場から消えるのであれば、このマシンで満足している者としてはちょっと得意げな気分である。

いずれにせよ、いまのBMCの主力はSLR系統や、名車SLCの後継機種となりそうだ。いずれも「しなり」系の高性能マシンであると言われている。

実を言うとBMCの新型の動向にそれほど興味はない。なぜって、いまのBMC SLXの性能やフィールになんの不満もないワケで...。ただまあ、カデル・エヴァンスが黄色のimpecに乗った、あの運命の1日が、impecにとって伝説の1日にならなければよいな、と願うばかりである。

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とまあそんなことを思いつつ、久しぶりに全体的なクリーニングをした。

今回、「チェーンマスター」を使ってみた。これスゴイ便利だ。リアタイヤを外した後、チェーンマスターをセットしておく。すると、チェーンステーの内側とか、細かい場所のクリーニングが楽ちんになる。




使用法として、ギアはトップに入れておく。タイヤを外す場合フロントはインナーに落とすことが多いから、ギアはインナー・トップで使うことになるかな。

その後、ブリス(表面コート剤)を施行。半年に1回ぐらいやっている。ワックス関連はコレ一択だと思っている。

■GrandPrix 4000s

ついでに、タイヤをContinental GrandPrix 4000sに交換した。一番気になる装着の難度は、Pro3Raceの10-20%減ぐらいかな? ほんの気持ちだけラクという程度。ただし私の腕前ではレバー必須。





「WOタイヤで最高峰の性能」と、名にし負うGP4000sである。その乗り心地は如何に?といったところ。確認はまた次回のライドで。