2021-02-17

Panzer Corps 2 (その2)

 Panzer Corps 2、その後の状況



前回からの続き、Panzer Corps 2日記です。その後は順調で、41年モスクワまではとくに苦労しませんでした。モスクワ戦は結構難しかったです。

モスクワ戦

意外とすんなりとモスクワ市街の中心部まで迫り、中心部に流れる運河まで到達。だが、対岸にいる敵が強力すぎて一歩も前に進めない状況となった。それどころかひっきりなしに攻め込んでくるので野砲陣地を組んで防戦に精いっぱい。1か所でも穴が開いたら一気に戦況をひっくり返されそうな状況となった。ここで進行が完全にストップ。(史実だとモスクワ目前の郊外の段階で進行がストップしている。)

前にも後ろにも進めず、ブレークポイント(攻勢限界)だなーと思いながら数ターンが過ぎる。じり貧を恐れ、なにかきっかけをつかもうとモスクワ市の北部と南部の両翼にすこしだけ部隊を送って、自軍のラインに隙間をあけたのが悪手となりました。ほんの一瞬のスキをつかれて、敵が怒涛の進行をかけてきた。

その後の数ターンはぎりぎりの攻防が続きました。

野砲陣地を直接狙えるところまで敵が迫り、対空砲まで繰り出して壁を構築。もう1歩で陣地を荒らされる寸前で、そうなればすぐさま戦闘正面もあっというまに崩壊しただろう。あるいは、陣地内に入ってこなくても、落ち着いて両翼から挟み込まれることになれば、最終的には包囲されていただろう。

繰り出していた別動隊を徐々に戻して後方部、側面、それから本陣をガード。回復した火力で敵の正面に穴をあけて突破した。あとは全域で戦線を押し上げて無事勝利となりました。これまでの戦い(現在43年初頭)で一番難しかった。(少々「ターン戻し」もしました。)

その後、42年のセバストポリでは、史実通りグスタフを動かしながら、敵の要塞砲をつぶしていけばOKでした。

スターリングラード戦

で、例のスターリングラードは、前作で苦労した経験のおかげか、手間はかかったけどピンチらしいピンチもなくクリアできました。前作 (DLC) だと、ボルガ川を越えてくる敵への対応がもっときつかった気がする。今作では私自身が歩兵をできるだけ育てているので、そのせいもあるかもしれません。また、MBTはほとんどスターリングラード戦に投入していません。

ただし、策源地や主戦闘地域の見極めは大事だと思いました。適当な場所にユニットを置いたり、散漫に進むと袋のネズミとなりそうです。スタート時点ではマップのあちこちに敵がいるので、策源地を見定めて、どこに部隊を置くのかを決めるのに勇気がいります。私は敵の薄そうな市街地域の端を狙わず、あえて敵のど真ん中(市街の中央部分からも近い場所にある)丘をまずは取りました。敵の野砲の射程に入っているのですが火力差があるので慎重に撃ち合って確保。そのあとはボルガ川の河岸まで出てから、上下に部隊を分けて全域を制圧。

そのあと対岸も攻め落としたかったのだけど、途中でマップが終了となりました。空挺兵をかなりおろしていたので、時間の問題で完全攻略できたと思う。

ウラヌス作戦・冬の嵐作戦

スターリングラード勝利後、さらに東方に向かってコーカサスを攻めるか、それとも西方に退くかの選択ができました。私は史実ルートを選ぶため西方を選択。すなわち撤退戦です。

ドイツ側でいうと冬の嵐作戦と呼ばれているコースになります。これは鬼マップでした。史実でいうとスターリングラードに閉じ込められたパウルスの軍団と、ウラヌス作戦で包囲を築くソ連軍があり、外側から包囲環をあけようとするマンシュタインの軍団とパウルスが上手く呼応できるかどうかがカギとなります。(史実ではパウルスは呼応しなかった。)

ゲームではスターリングラード近辺で展開する状態でスタートします。友軍が南方から助けに来ようとしているのが見えますが、どうみても兵力が足りてません。陽動ぐらいしか、助けは期待できなそうです。

スタート前に自軍の方針を考えるわけですが、現実的な選択肢としては、西にカラチ市まで何とか逃げて友軍と出会ってしのぐか、現在の地域にとどまって敵を迎え撃つかなさそうです。熟考の末、現地域で密な陣地を築いて敵を迎え撃つことにした。制空権も取れそう、prestigeも充分あるので、下手に背中を見せるよりは敵と殴り合うほうが良いであろうと。

具体的には、籠城戦モードなので、できるだけ損害が出ないように防衛戦をキープ。火砲はランダムに撃たず敵を狙い撃ちして集中砲火。航空部隊は優先順位をつけてバリューの高いアセットを狙う。

徐々に敵が削れていき、最終的に友軍との邂逅に成功して、このマップも勝利となりました。